中露が初の地中海合同演習を実施へ 本土から最も離れた演習に

中露が初の地中海合同演習を実施へ 本土から最も離れた演習に。 中国国防部が発表した情報によると、中国とロシアの海軍は今月中旬に地中海で、合同軍事演習「海上連合−2015(1)」を実施する。海外メディアの報道によると、中国が地中海に赴き軍事演習を実施するのはこれが初めてであり、中国海軍にとっては本土から距離が最も離れた軍事演習になる…

タグ: ロシア 地中海 演習 微山湖艦

発信時間: 2015-05-07 11:03:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国防部が発表した情報によると、中国とロシアの海軍は今月中旬に地中海で、合同軍事演習「海上連合−2015(1)」を実施する。海外メディアの報道によると、中国が地中海に赴き軍事演習を実施するのはこれが初めてであり、中国海軍にとっては本土から距離が最も離れた軍事演習になる。

ロシア海軍と中国海軍は今回の合同演習に、計9隻の艦艇を派遣する。ロシア海軍が派遣する艦艇については、現時点ではあまり明らかにされていない。一方で中国は、「臨沂艦」「濰坊艦」「微山湖艦」の派遣を決定している。

海外メディアは記事の中で、同演習は中国海軍の遠洋能力の強化を裏付けたと分析した。米NYタイムズ(電子版)は4月30日、「中国の軍事目標は、近海を出て世界の大洋を横断する遠洋海軍の構築だ。軍事アナリストは、今回の地中海での合同演習はそれほど大規模ではないが、中国海軍にとっては本土からの距離が最長の軍事演習だと指摘した」と報じた。

中国国防部の情報によると、今回の演習の課題は、遠洋航行の安全確保だ。主な内容は、海上防御、海上補給、護衛航行、航行安全保障の協力、武器を使用した訓練。中露両国の友好的かつ実務的な協力を深め、海の安全の脅威に共同対処する能力を高めることが狙い。

ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーのアジア太平洋編集長であるジェームズ・ハーディ氏は、「地中海は中国海軍にとって、まったく不慣れな海域ではない。中国海軍はリビアの中国人の退去、シリア化学兵器廃棄の護衛航行で、地中海の任務を遂行したことがある」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月7日

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