中国の国防白書が発表、海上軍事衝突に初言及
中国の国防白書が発表、海上軍事衝突に初言及。
タグ： 中国の国防白書 中国の軍事戦略
発信時間： 2015-05-26 15:57:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国防部報道官の楊宇軍大佐
中国政府は26日、軍事戦略を専門的に論述する国防白書『中国の軍事戦略』を発表した。同白書は安全情勢の新たな判断を行うと同時に、新たな歴史的時期における軍隊の使命と戦略・任務を初めて系統的に論述し、積極防御の戦略思想および新情勢における積極防御の軍事戦略方針を紹介し、軍種・兵種および武装警察部隊の発展戦略、および重大安全分野におけるパワーの発展の目標を発表した。中国政府は1998年より国防白書を発表しており、今回は9回目。
国務院新聞弁公室が同日開催した記者会見において、中国国防部報道官の楊宇軍大佐、総参作戦部の張玉国大佐、解放軍戦略企画部の王晋大佐が、9月に実施される閲兵式、中国の海外軍事基地および新型空母の建造、中国軍の日本の安保政策の変化に対する観点など、国内外から注目される話題を巡り記者の質問に回答した。
日本の安保政策の変化、平和的発展の道の堅持に期待
同白書によると、中国の発展は依然として大いに腕をふるうことのできる重要な戦略的チャンスの時期にある。外部環境は全体的に有利だが、依然として多元的で複雑な安全の脅威に直面しており、外部からの抵抗や挑発が徐々に増加している。例えば米国は地域における軍事的存在感、軍事同盟体制を強化しており、日本は軍事安全政策を大幅に調整している。
テレビ朝日の記者は、「日本と米国を名指しにしたことに特別な意味はあるか、中国軍は日本の安保政策の変化をどのようにとらえているか」と質問した。
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