チベットの標高4500メートル以上の羌塘草原は、6月中旬も大雪が降り、身を切るような寒風が吹いた。総後勤部の輸送車部隊は14日、護衛を受けずチベットのナクチュ県に物資を輸送する任務を遂行した。早朝の出発前には大雪が降り、気温が急激に下がり、瞬時にして草原が雪景色になった。チベットに長く駐留する兵士にとって、この急激な天気の移り変わりは日常茶飯事だという。