解放軍総参作戦部副部長の曲睿少将が23日に国務院新聞弁公室で開いた記者会見によると、今年9月3日に北京市天安門広場で閲兵式が実施されることになった。そのうち装備方隊(方隊は四角形の隊列)が公開する装備は国産現役主力装備で、多くが初公開となる。今回の閲兵式では、どのような新しい装備が公開されるのだろうか?環球時報の記者は複数の専門家を取材し、公開される可能性のある「閲兵の星」について予想してもらった。
地上装備:新型主力戦車に期待
慣例によると、閲兵式の装備方隊の最前列には、最新型の主力戦車が並ぶ。英軍事誌『ジェーンズ・ディフェンス・ ウィークリー』は、2014年の上海協力機構対テロ合同軍事演習「平和の使命2014」で、解放軍第38集団が99式三期改良型主力戦車を出動させたことに注意した。この最新の戦車の外観は従来の99式主力戦車と大きく変わらないが、シャーシと砲塔を新たに設計し、車内の設備も更新されている。動力モジュールは、数十年間で最良の成果を搭載。これらの新型現役戦車は、閲兵式に参加する装備の特徴に完全に合致しており、9月3日に天安門広場に登場する可能性がある。
航空専門誌『航空知識』副編集長の王亜男氏は、「これらのネット上で公開された解放軍の一部の新型装備も、今回の閲兵式に登場する可能性がある。この基準に従えば、中国産の次世代小型戦車、370ミリ長距離ロケット砲、長距離防空ミサイル、YJ-18大型対艦ミサイルなど、海外メディアが推測するスター級の装備も、地上装備方隊の中に登場する可能性がある」と予想した。