米国の首都ワシントンのキューバ利益代表部で7月20日に開かれた、在米国キューバ大使館の開館式において、キューバのブルーノ・ロドリゲス外相が自らキューバ国旗を掲揚した。米国とキューバは同日、相互に大使館を再開した。1959年のキューバ革命後、米国政府はキューバを敵視する政策を続けてきた。米国の傭兵軍のキューバ侵攻が1961年に失敗に終わると、両国は外交関係を断絶した。時のケネディ大統領は1962年、キューバに対する経済制裁、金融封鎖、貿易禁止を正式に宣言した。
在米国キューバ大使館は20日、米国の首都ワシントンで国旗掲揚式・開館式を開いた。在キューバ米国利益代表部は同日、大使館に正式に格上げされた。
米国とキューバは協定の内容に基づき、20日0時より、正式に外交関係を回復した。ワシントンで開かれた国旗掲揚式・開館式で、ロドリゲス外相がキューバ国旗を掲揚した。キューバ国旗は同日、米国と外交関係を樹立しているその他の国の国旗と共に、国務省のロビーに飾られた。
キューバの首都ハバナに設置されている在キューバ米国利益代表部は、20日に正式に大使館に格上げされた。在キューバ米国大使館はフェイスブックの公式アカウントを通じて、「ケリー国務長官が夏の遅い時期にキューバを訪問し、米国大使館の開館を祝い、国旗掲揚式に出席する」と発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月21日













