8月17日付バンコクポストによると、タイの警察当局は現地時間11時20分に最新情報を発表した。バンコク市の市街地にある有名観光スポット「エラワンの祠」の付近の爆発により、少なくとも19人が死亡し123人が負傷した。その大半が外国人観光客。在タイ中国大使館が発表した情報によると、犠牲者には3人の中国人が含まれる。

在タイ中国大使館の情報によると、タイの爆発による死亡者はタイ人が10人、中国人が3人、フィリピン人が1人。身元不明の死亡者は4人。

バンコク当局は、13日に市内の438校を、安全上の理由から休校にすると発表した。しかし軍事政権のプラユット暫定首相は、国家緊急態勢に直ちに入るという噂を否定した。

タイの警察当局は爆発物を軍事用TNT爆弾と判断しており、爆発地点付近の2ヶ所で起爆装置の処理に成功した。本件の首謀者を名乗る組織もしくは個人は、今のところ確認されていない。タイの警察当局は、「タイのテロリストが事件を起こした」という説に対するコメントを控えている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年8月18日