記者は8月14日、北京市の某閲兵訓練基地で閲兵訓練活動を取材した。中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念活動の重要な一環として、今年9月3日に実施される閲兵式には50の部隊が参加する。徒歩部隊には、三軍儀仗隊および10の英雄部隊が含まれる。
6年前の新中国成立60周年の国慶節(建国記念日)で実施された閲兵式と比べ、今回の徒歩部隊の数はやや減少するが、その編成は合理的で、表現すべきテーマが明らかにされている。今回の徒歩部隊には、3つの大きな特徴がある。
(1)旗手を増加し、各英雄部隊が7本の抗戦時代の貢献・栄誉旗を掲げる。これは中国共産党の抗日戦争における支柱としての力を強調する。
(2)英雄部隊を率いるのはいずれも現職の軍幹部だ。軍幹部が自ら戦場に立ち、兵士の訓練を行う責任と、自ら率先し部下を率いる良好なイメージを示す。
(3)三軍儀仗隊の女性兵士が初めて大規模な閲兵式に参加する。中国の儀仗隊の発展と進歩を示す。