閲兵訓練基地の積載現場。
うだるような暑さの夏の北京。発動機の音を鳴り響かせながら、重装備トラックの車列が素早く閲兵訓練場の中へ入った。車が停車すると、4名の兵士が素早く下り、荷台に上がって鋼鉄製の渡り板を押し下げた。指揮官の指揮の下、軍事パレードで使用される装備が素早く積み込まれ、ロープで固定された。しっかり締めなければならないため、兵士たちは汗だくになる。しかし彼らは意気軒昂、やる気満々で猛虎のようである。
「積載完了しました。指示をお願いします」。
「出発」の命令に従い、閲兵用の「鉄の騎馬」を乗せた重装備トラックが、集結場所へ向かった。
これは中国の軍事パレードにおいて初めて使用される重装備運輸装備であり、総後勤部の重装備運輸部隊のものある。これまでにも様々な支援活動に参加している。同部隊隊長の丁慶順氏は「新型装甲装備をつつがなく天安門広場でお披露目できるよう、我々は全力で任務を遂行し、万全の配慮をもって臨みたい」と述べる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月28日