抗日戦争・反ファシズム戦争勝利記念日閲兵式に登場した第7航空機群は戦闘機編隊だ。第1編隊は12機のJ-11B戦闘機で、3つの編隊(各4機)に分かれる。
J-11戦闘機は中国がSu-27Kをベースに生産した、大型第3世代戦闘機だ。J-11はロシアのライセンス生産で、瀋陽飛機公司に生産ラインが設けられた。ロシアは主要部品とシステムを提供後、生産・組み立て能力を建設。その後、中国はSu-27の機体に国産の電子機器・武器システムなどを搭載し、派生型のJ-11B、J-11BSを開発した。全体的な構造に大きな変化はないが、性能が改善された。