中国空軍と陝西省西安中学校は10月18日に儀式を開き、110人の優秀な少年が空軍青少年航空学校航空実験班の学生になることを歓迎した。中国空軍はこの儀式において、2016年に募集する飛行士訓練生、青少年航空学校の生徒に関する情報を公開し、軍民融合の新型飛行士人材育成の新モデルをスタートした。空軍飛行士の早期育成が、新たな軌道に乗った。

中国空軍が発表した飛行士訓練生の募集に関する情報によると、2016年には次の2つの条件に当てはまる訓練生を募集する。（1）普通高校卒業（卒業予定を含む）の男性で、17−19歳（1996年8月31日−1999年8月31日生まれ）。（2）解放軍学校卒業予定者（本科生）の男性で、24歳未満（1992年7月1日以降の生まれ）。

中国空軍が発表した青少年航空学校生徒募集情報によると、全国11省・16校の空軍青少年航空学校の航空実験班は、省内の中学校卒業生を募集する。年齢は14−16歳。中国空軍の飛行士募集部門は、応募者の試験を担当する。実験班は中学卒業試験の成績、総合的な素養の評価状況、空軍飛行士募集部門の試験結果に基づき、総合的に評価し、優秀な生徒を採用することで、公平性と質を保証する。

中国空軍の申進科報道官は、「66歳となった人民空軍は、多兵種・多機種による現代化・戦略的軍種、国の空の安全と発展の利益を守る重要な力になっている。志を抱く青少年が飛行を選択し、藍色の空を目指し、国に報いることを歓迎する」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年10月20日