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japanese.china.org.cn | 29. 10. 2015

米軍が次世代長距離攻撃爆撃機を開発、狙いは中露

タグ: 次世代長距離攻撃爆撃機,LRS-B,B-1,B-52


 米軍事専門紙ディフェンス・ニュースによると、米国のカーター国防長官と米空軍指導部は27日、ノースロップ・グラマン社がボーイング社とロッキード・マーチン社のコンソーシアムを破り、次世代長距離攻撃爆撃機(LRS-B)の受注を獲得したと発表した。同プロジェクトの総額は550億ドルに上ると見られる。

米空軍は80−100機のLRS-Bを調達し、老朽化したB-52、B-1爆撃機の後継機とする予定。計画によると、同機は2020年代中盤に作戦能力を初歩的に形成する。核兵器搭載能力は2年遅れて形成。

◇次世代爆撃機、中露をロックオン

ある中国の軍事専門家によると、ノースロップ・グラマンが言及した敵と脅威とは、主に中露を指している。中露は先進的なステルス戦闘機の開発に取り組んでいる。しかもロシアは次世代ステルス長距離爆撃機の開発を進めており、技術的にも作戦性能的にも米国のステルス機を猛追している。米軍が現在、長期的に検討してきた爆撃機計画を発表したのはなぜだろうか?同氏は、「米軍の次世代爆撃機計画の発表と、現在の南中国海情勢を結びつけてはならない。この計画は21世紀に入り、すぐに発表されていたからだ。ただ中国の接近阻止・領域拒否能力の強化を受け、取り組みが加速されただけだ」と指摘した。

◇中国への脅威は?

専門家によると、米軍が次世代爆撃機の開発と配備を順調に進めた場合、10数年後には100機の新型爆撃機を手にすることになる。これらの爆撃機は老朽化したB-52の後継機となり、さらに現在の20機のB-2爆撃機を加えれば、米軍の空の戦略攻撃能力の50%がステルス性能を持つことになる。これは非常に深刻な脅威だ。しかし別の中国の軍事専門家は、「米国が1989年にパナマに侵攻し、ステルス戦闘機・爆撃機を初めて作戦に投入してから、ステルス機は世界の戦争の舞台に20年以上立っていることになる。米国が次世代爆撃機を配備する頃には、ステルス機は40年弱の歴史を有することになる。この間、ステルス機はもはや米国のみの機密技術ではなくなり、中露もステルス機の技術を把握した。またステルス技術の発展が続いているが、これに対抗する技術の方が勢い良く発展している。パッシブ・レーダー、ミリ波レーダー、マルチスタティックレーダー、大型フェイズドアレイレーダーなど、一連の対ステルス技術の登場と成熟は、ステルス機の優勢を弱める。これらの爆撃機はおそらく中露をターゲットとし開発されている可能性があるが、最終的に中露にどれほどの脅威をもたらすかについては、今後の経過を見守らなければならない」と指摘した。

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