中国遠征軍第38師団副師団長の斉学啓氏の子孫は11月2日、雲南省騰衝市の滇西抗戦記念館で展示されている遠征軍の遺物を、涙を拭いながら見学した。60数人のチームは同日、雲南省騰衝市の猴橋口岸からミャンマーに出発し、中国遠征軍347人分の遺骨を迎えに行った。
11月5日に発表された情報によると、「遺骨帰国」プロジェクトチームは一昼夜の長距離移動を経て、4日未明に現場に到着した。今回帰国する347人分の遺骨のうち、すでにDNA鑑定を受けている遺骨は47人分。鑑定結果によると、これらの遺骨は主に中国南西部・北西部の人のもので、うち四川省出身の兵士が全体の約20%と最多。これは70年前に、四川省の勇敢な男性が侵略に対抗し、多大な犠牲を強いられたことを裏付けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月5日