ロシアのプーチン大統領は11月26日、ロシアを訪問中のフランスのオランド大統領とクレムリンで会談し、双方はシリアのテロリストに共同作戦を行うことで合意に達した。

プーチン大統領は会談でSu-24が撃墜されたことについて、「トルコはロシア機と認識していなかったと説明したが、飛行機にはマークがあり認識していなかったはずはない。ただの口実だ。『イスラム国（IS）』はトルコに石油を輸出することで資金を獲得し、これらのダークマネーを利用して欧州でテロ事件を起こしたり航空機を爆破しようとしている」と述べた。オランド大統領は、ISの資金源を攻撃し、石油を運ぶトラックを破壊することが上策だとした。また、プーチン大統領は、「テロリストがトルコに運ぶオイルタンクにあるのは石油ではなく、我々の同胞の鮮血だ」と憤りを示した。

さらにプーチン大統領は、「ロシア側が戦闘機の活動エリアを米国に報告した結果、そこが攻撃に遭った。そこにも疑わしい点がある」とした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年11月27日