ロシア空軍の報道官は11月30日、シリア空爆の任務を遂行中のロシア機が、自衛能力を強化するため初めて空対空ミサイルを装備したと発表した。イタルタス通信が同日伝えた。
同報道官によると、ロシアが同日任務に派遣したSu-34戦闘爆撃機は爆弾の他に、初めて近・中距離空対空ミサイルを装備した。同ミサイルには自動制御誘導システムが搭載されており、60キロ以内の空の目標を攻撃できる。同報道官は、「このミサイルを装備する目的は自衛だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月1日