ロシア国防省は現地時間12月8日、Tu-22M3戦略爆撃機が武器を積載し北オセチアからイスラム国（IS）空爆に向かい、潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌ」が地中海東部から、シリア国内のイスラム国の施設を巡航ミサイルで攻撃する動画を公開した。

ロシア軍の最高責任者であるプーチン大統領が12月5日に下した命令に基づき、ロシア軍はシリア国内のテロ施設に対する攻撃を拡大した。TU-22M3長距離爆撃機は北オセチアの空港を離陸し、現在まで60回の戦闘飛行任務を遂行している。TU-22M3はシリアのラッカ、デリゾールのイスラム国およびその他の過激派組織の30ヶ所の目標に空爆を仕掛けた。またロシア軍の潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌ」は8日、新型巡航ミサイルの初となる集中発射を行い、イスラム国の軍営に飽和攻撃を仕掛けた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年12月10日