12月27日の黒竜江省黒河市。吐く息が瞬時にして霜になり、水が滴ると氷になる。黒竜江省軍区某辺疆防衛団「黒河好八連」の、1995年以降に生まれた10数人の新米兵士は、班長の付平氏に率いられ、氷点下30数度の極寒を物ともせず初の国境地帯の川のパトロールを行った。彼らは先ほど部隊から支給され防雪盲ゴーグルをかけ、ルックス抜群だ。
黒河市は北緯50度に位置する、中国で有名な極寒地帯で、半年に渡り冬季の気温が続く。最も寒い時は氷点下50度に達する。国境地帯はどこも白い雪景色に包まれている。連長の張書輝氏によると、防雪盲ゴーグルを統一的に支給することで、雪原における長時間の巡回・見張り・訓練による雪盲を防止することができる。国境地帯の管理・防衛の能力が高まり、部隊の戦闘力が向上した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月29日