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japanese.china.org.cn | 24. 03. 2016

高原の軍人、命の危険を冒し祖国を守る

タグ: 解放軍 高原 

中国の西部において、ヒマラヤ山脈、ガンディセ山脈、カラコルム山脈、崑崙山、天山という壮大な山々が手を結び、世界に類なき高原を形成している。これは世界最高の、最も越えがたき自然の防衛ラインだ。現地の平均標高は4500メートルで、長年雪に覆われており、酸素が薄く人が住めない。兵士がここでまず直面するのは、極寒と高山病の試練だ。軽症であれば頭痛がし、心拍数が上がり息切れし、呼吸困難になる。重症であれば嘔吐を続け、食欲不振に陥り、昏迷状態になる。ここでは、生存そのものが大きな勝利となる。酸素量が平原の半分にも満たない高原では、生きることが容易ではない。神聖なる職責を担うためには、確かな実力が必要だ。氷と雪の中を這い進み、極寒の地を巡回するのも日常茶飯事だ。辺境における些細な事件のすべてが、北京に影響を及ぼす。警戒心がみなぎる目が常に国境線を見つめ、突発的な事態にいつでも対応できるよう備えをする。

我々は平和な生活を送ると同時に、雪山の頂を守る彼らに感謝しなければならない。この愛すべき高原の辺境を守る軍人は、その忠誠心と青春、さらには命でもって祖国の安寧を守っている。高原の軍人に敬礼だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月24日

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