特戦隊員の範新偉氏は葉にたまった綺麗な水を飲み、甘いと感じた。「猛特訓ウイーク」と呼ばれる集団訓練には、飢えと疲労に耐える訓練内容が含まれる。特戦隊員の作戦環境は複雑で、想定外の苦しい状況に直面する可能性がある。食料の不足は、そのうちの一つだ。人は食べ物からエネルギーを摂取するが、飢えた経験のない人が急に飢えればめまいを起こし、判断を誤ることになる。飢えに耐える訓練は、特戦隊員が極度の悪条件下で任務を遂行する能力を磨く。それでは訓練中に、飢えを凌ぐ方法はあるのだろうか?武装警察寧波支隊の特戦隊員は1人1本のナイフ、1箱のマッチを支給され、山奥で2日間のサバイバル訓練を実施した。ここからは彼らの生き抜く術を見ていこう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月29日