ネットユーザーがこのほど、南海艦隊に就役したばかりの自走式浮きドック「華船一号」を撮影した。「華船一号」は2月下旬に初公開された。南海艦隊装備部艦技処の職員によると、「華船一号」と命名されたこの海上の「巨漢」は同部の4801工場が開発・建造した中国初の自走式浮きドックである。
「華船一号」は保障任務を行うために太平洋に向かっており、「軽傷」を負った大型艦を第一線から移動させたり「重傷」を負った艦船を修理所に移したりする必要はなくなる。これにより、岸でしかできなかった大型艦の修理が遠洋でもできることになり、大型艦の保障を行う浮きドックは新世紀を迎えたと言える。
「華船一号」は海軍の空母だけでなく、全ての主力艦、3万トン以下の民用船の修理も行う。このドックを使うことにより、艦船のメンテナンス期間は大幅に短縮され、海軍の遠洋任務を強力にサポートすることになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月30日