習近平国家主席は8日、北京の人民大会堂で、スイス連邦のシュナイダー=アマン大統領と会談した。両国元首は中国・スイスの革新戦略パートナー関係の構築を一致して決定し、両国関係の未来の発展を指し示す方向性となった。人民日報が伝えた。
習主席は、「双方は中国が実施する革新による駆動の戦略とスイスの革新における優位性とを結びつけ、両国が革新協力プラットフォームの構築を支援し、企業、大学、科学研究機関の間での革新をめぐる協力を展開し、再生可能資源、現代型エコ農業、省エネ・環境保護、医薬などの分野での互恵協力を深化させなければならない。『一帯一路』(1ベルト、1ロード)の共同建設は中国・スイスの協力のためにより幅広い可能性を切り開いており、中国もスイスとともにアジアインフラ投資銀行(AIIB)の枠組内での協力を強化したいと考えている」と述べた。
シュナイダー=アマン大統領は、「スイスは中国との科学技術、革新、環境保護、金融、文化、教育、スポーツなどの分野での交流・協力をより一層強化したい考えだ。スイスは『一帯一路』とアジアインフラ投資銀行の建設に積極的に参加したいと考えている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月10日