ロシアメディアによると、ロシア人記者はこのほど、ニジニ・ノヴゴロドにある「雄鷹」飛行機製造工場を訪れ、高度迎撃機MiG-31の改装の全工程を記録した。工場には足場が並び、作業員が忙しく作業し、MiG-31は8つのパーツに分けられた後に塗装され組み立てられ、新しい戦闘機に生まれ変わった。
MiG-31は就役して30年以上になる。ロシア空軍の現役機は約122機で、その多くが使用年数を超えても任務を続けている。同型機は高緯度地域(北極圏内)を巡航できるロシア唯一の戦闘機である。戦略爆撃機Tu-95は北極上空で戦略巡航任務を行い、通常はMiG-31がその護衛を担当する。防空能力の深刻な不足を補うため、ロシア軍はMiG-31の大規模改装を行い、同型機がロシア北極地域の防空任務を引き続き担うことを決めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月11日













