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japanese.china.org.cn | 15. 06. 2016

中国の警察、アルゼンチン最大の中国人系マフィアを壊滅

タグ: アルゼンチン 中国 警察

アルゼンチン安全当局は13日、連邦警察局で開いた記者会見で、中国から特別派遣されてきた警察がアルゼンチン連邦警察と協力し、アルゼンチン最大の中国人系マフィア「Pixiu」を壊滅し、40人を逮捕したと発表した。うち9人の再犯者は現在も拘留されているが、残りの31人は保釈されている。写真は警察が押収した銃の一部。13日付アルゼンチン紙が伝えた。

両国の警察は先週末、アルゼンチンの22カ所でマフィア壊滅作戦を展開し、拳銃14丁、現金14万9000ペソ、3700ドル、車4台、麻薬を押収した。今回の作戦で、警察とマフィアの間で銃撃戦が生じ、警官2名が負傷した。写真はアルゼンチン安全当局と中国から派遣された警察が、Pixiu壊滅作戦の記者会見に出席する様子。

当局者によると、Pixiuは非常に暴力的な手段により、アルゼンチンの中国人系経営者を妨害・恐喝していた。毎月3−5万ドルのみかじめ料を支払わなければ、構成員を使い経営者を恐喝し、足に向け銃を撃つ。これまでも17人の負傷者が出ていた。写真は先週末、両国の警察がアルゼンチンの22カ所で犯罪者を検挙する様子。

Pixiuに対する調査は、昨年12月から始まった。アルゼンチン連邦警察局は市民から、15万ペソを支払わなければ自身と家族に被害が及ぶと脅迫されたという通報を受けた。当局者によると、Pixiuのリーダーは中国人系だが、構成員にはボリビア人、コロンビア人、ペルー人も多く含まれるという。このマフィアはアルゼンチンで犯罪行為を始めてから、少なくとも10年が経過する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月15日

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