中国海警局の「21115船」が18日、韓国海上法執行機関の初訪問を順調に終えた。今回の訪問は13−17日の5日間で、中国海警局創設以来、所属船舶の海外海上法執行機関に対する初の正式訪問となった。同船は韓国海洋警備安全本部、済州海洋警備安全署、華僑・華人および現地人から歓迎された。
中国海警局の胡学東副参謀長は、「今回の訪問は中韓両国の海警当局に、実務的協力の場をもたらした。中韓の法執行をめぐる交流・協力をさらに強化し、海上法執行協力内容を充実化させ、双方の機関の友好を促進し、中韓海上法執行協力の深化に向け理想的な基礎を築いた。今回の訪問は、黄海の海上安全保障、中国海警局による法執行・巡航能力の強化、法執行をめぐる対外協力の経験蓄積、中国海警局の良好なイメージのPRに対しても、十分かつ重要な意義を持つ」と話した。