SR-71は世界最速のスパイ飛行機という地位を維持している。1964年12月22日の初の試験飛行から25年後に引退するまで一度も撃墜されたことはなく、21世紀に入ってからは地上に停まったままだが、今も世界最速の飛行機である。
SR-71「ブラックバード」はロッキード・マーティン傘下のスカンクワークスが設計・開発し、1964年に初飛行、1990年に引退した。その後、同機はNASAの実験飛行機として使用された。現在も世界最速の有人飛行機であるSR-71は1976年7月28日、時速2193.167マイル(約3529.56キロ)の最速記録を打ち出した。
同機は制御ケーブルが特殊合金、電気スイッチと電線が金メッキでできているため、高温時でも銀や銅より導電性が高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月20日