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japanese.china.org.cn | 20. 06. 2016

米国の空母打撃群が武力誇示、「リーダーの職責」を強調

タグ: 空母 米国 打撃軍 リーダー

「インド洋およびアジア太平洋地域の安全と繁栄、係争の平和的な解決、合法でスムーズな商業航行、航行の自由の原則の維持は、太平洋諸国および太平洋のリーダーである米国の国益に合致する。米海軍は70数年に渡り、毎日この海域で持久的な地域安定に資するプレゼンスを維持してきた」米太平洋軍は17日、この長い声明により、米国のニミッツ級空母「ジョン・C・ステニス」「ロナルド・レーガン」による空母打撃群が18日より、フィリピン海で合同演習を実施することを発表した。演習内容には、防空、海上偵察、海上補給、防御作戦、長距離攻撃などが含まれる。

「アレキサンダー海軍少将(ロナルド・レーガン空母打撃群司令官)と私は1988年7月、初めて同じチームを組み飛行した。私たちは当時、同じA-6艦上攻撃機に乗っていた。我々は今日、空母打撃群を各自率い、フィリピン海で合同演習を実施し、この歴史を継続する」米ジョン・C・ステニス空母打撃群のヒッチコック司令官はこのように語り、米軍の一員としての誇りを示した。「演習には兵力1万2000人、軍機140機、小型艦艇6隻、空母2隻が集まった。特定の海域にこれほど大規模な兵力を集結させられる海軍は、他の国にはない。これは実に印象的であり、極めて重要な操作能力だ」

第7艦隊の声明によると、米海軍はこの数年間に渡り、西太平洋(東中国海、南中国海、フィリピン海を含む)で、2組の空母打撃群による合同演習を何度も実施している。2014年9月には「ジョージ・ワシントン」と「カール・ヴィンソン」空母打撃群が西太平洋で軍事演習を実施し、2012年9月にはさらに南中国海と東中国海の共同航行を行った。2001年には「コンステレーション」と「カール・ヴィンソン」空母打撃群が、南中国海を共同巡航した。アレキサンダー少将は、「米軍の軍艦・軍機は国際法に基づき、西太平洋を何十年も航行・飛行している。我々はこれを継続する」と述べた。

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