6月上旬、中国北西部の某訓練場は静まり返り、雲一つない青空が広がっていた。
警報の音とともに、北部戦区空軍ミサイル部隊の兵士が出動した。武器の音が響き、軍用車両が唸り声をあげた。指揮官の命令を受け、ミサイルが怒れる巨竜のように、火を吹きながらターゲットに向かった。車両内の監視パネルでは、2つの点が重なり、空で閃光を放ったあと、静かに消滅した。
「ターゲット命中」射撃結果によると、同部隊はわずか数秒内にターゲットの発見、ミサイル発射、ターゲット命中を終えた。訓練に参加した部隊のうち、最も早くターゲットを捕捉し、ミサイルを発射し、命中させた。実弾射撃訓練の新記録を樹立し、1位に輝いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月29日