7月14日、「三沙海上緊急対応演習-2016」が西沙七連嶼付近海域で行われた。これは三沙海域における中国による初の多項目総合的救助演習である。演習は、西沙七連嶼付近海域で貨物船の「北極」と漁船の「海洋号」の衝突により「海洋号」が沈没し、乗組員7人が行方不明になり、「北極」の船首から出火し乗組員8人が危険に晒された状況を想定して行われた。救助により、水中に落ちた乗組員はヘリコプターと救助船に救助され、船首の火も消された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月15日