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japanese.china.org.cn | 05. 08. 2016

「九・一八を忘れるな」、特別展が韓国で開催

タグ: ソウル 九・一八事変 展覧


1930年代の日本による中国東北地区の侵略、九・一八事変(満州事変)をテーマとする「九・一八を忘れるな」特別展が4日、韓国天安市の独立記念館で開幕した。

今年8月15日は韓国の光復(日本からの解放)71周年だ。中国も九・一八事変勃発85周年、中国抗日戦争勝利71周年を迎えようとしている。あの忘れがたい戦争の歩みを銘記し、歴史を未来を見据える鏡とするため、韓国の独立記念館は中国の九・一八歴史博物館と今回の特別展を共同企画した。

特別展は実物資料42点、写真200枚以上、動画資料6本により、九・一八事変の前後の歴史的背景を全面的・客観的に示し、日本の中国東北地区における血なまぐさい統治を明らかにし、当時の抗戦と東北地区の解放といった重要な史実について説明する。

九・一八歴史博物館の楊陽副館長は開幕式で「九・一八事変後、日本帝国主義は相次いで侵略を発動した。中韓両国は一衣帯水で、戦争の痛みを共に経験し、生死を共にする精神で肩を並べて日本に対抗した。今回の特別展により韓国人、特に青少年に当時の日本による侵略の歴史の真相を理解してもらい、中韓共同の抗日の深い友情を銘記してもらうことで、両国民間の友好を促進したい」と述べた。

独立記念館の尹柱卿館長は「日本は現在、侵略の歴史を歪曲し、平和憲法を変えようとしている。今回の特別展の目的は、人々に抗日戦争の歴史と教訓を銘記してもらい、正しい歴史観を打ち立ててもらうことだ。中韓両国が共に日本に対抗した歴史を、共に世界平和を守っていく原動力に変えることを願う」と話した。

今回の特別展は10月4日まで続く。独立記念館はこれに合わせるようにして、9月1日から11月1日にかけて中国の瀋陽市にある九・一八歴史博物館で、「中国東北地区の韓国人による抗日闘争」特別展を開催する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月5日

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