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japanese.china.org.cn | 26. 08. 2016

李克強総理、谷内正太郎国家安全保障局長と会談

タグ: 中日 ハイレベル 政治対話 互恵関係

 

李克強総理は25日に人民大会堂で、第3回中日ハイレベル政治対話に出席するため訪中した、日本国家安全保障局の谷内正太郎局長と会談した。

李総理は「現在の中日関係には改善の流れが見られるが、依然として脆弱だ。双方は両国関係の戦略的な大局を常に着眼点とし、中日間の4つの政治文書を堅持し、歴史を鑑とし未来を見据えるという精神に基づき、積極的な要素を積み重ね、消極的な要素を減らし、中日関係を正常な発展の軌道に回帰させるよう促すべきだ」と表明した。

李総理は「来年と再来年は、中日国交正常化45周年、中日平和友好条約締結40周年にあたる。双方がこのチャンスをつかみ、両国間の新旧のさまざまな問題を適切に処理し、交流と協力を着実に推進し、両国関係の安定と改善の流れを守ることを願う。戦略面では積極的で友好的な政策を推進する。日本側が中国に対する正確な認識を形成し、中国の発展をチャンスとする姿勢を貫くことを願う。行動面では食い違い、特に海洋問題を適切にコントロールし、周辺海域の平和と安定を維持することを願う」と指摘した。

谷内氏はまず、日本の安倍晋三首相の李総理に宛てた親書を読み上げた。安倍首相は親書の中で「日本は日中の戦略的互恵関係の方針に基づき、双方に利する安定的な日中関係を中国と共に構築していきたい。日本はG20杭州サミットの成功を祈り、成功に向け中国と協力を強化していきたい」と表明した。谷内氏は「日本は両国のハイレベル交流と枠組みによる意思疎通を強化し、東中国海の食い違いをコントロールし、海の平和と安定を守ることを願う。また来年と再来年の日中国交正常化と平和友好条約締結の記念を契機とし、両国間交流をさらに深化させていきたい」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月26日

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