空軍地上防空兵の実戦化訓練(資料写真)
中国空軍の申進科報道官は28日、空軍の「英雄営」で次のように表明した。
世界で初めて地対空ミサイルにより敵機を撃墜した「英雄営」は、中国が独自に開発した第3世代地対空ミサイルを配備後、作戦能力を形成した。空軍地上防空兵は革新駆動型発展において、中・長距離、高中低を結びつけた作戦体制を形成している。情報化を条件とする防空・ミサイル防衛能力が全面的に向上しており、国家の空の安全を守る藍色の盾を構築した。
空軍防空・ミサイル防衛設備は海外の技術を吸収し、未来を見据えており、特に国産化水準が大幅に向上している。勝利記念日の軍事パレードで登場したHQ-9地対空ミサイルは主に、空襲のため迫り来る空の各種標的への攻撃に用いられる、中国軍の中高度・中距離防空設備だ。HQ-12地対空ミサイルは、中国が独自に設計した新型中高度防空武器だ。HQ-6地対空ミサイルは中国軍最新の終末防御武器装備で、ミサイルの高精度、高射砲の高発射速度により終末防空・迎撃を実現する。
空軍が展開中の軍事演習「藍盾」は、地上防空兵が新たな空からの脅威と作戦方法の変化に適応するため展開・形成する、防空・ミサイル防衛実戦化訓練方法であり、空軍実戦化訓練の4大ブランドの一つになった。「藍盾」演習は共同防空・ミサイル防衛戦を背景とし、防空・ミサイル防衛一体化訓練構造の構築に力を尽くし、情報システムに基づく作戦能力の早期形成及び向上を促している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月29日