武装警察四川総隊第二支隊特戦分隊は川西高原で今月、フル武装で30キロを走破するという極限に挑戦する訓練を行った。兵士らは高原の自然環境で「氷と炎」の試練を受け、エリート兵の戦に勝つ能力を磨いた。海抜3200-4600メートルの高原では、一路四季があり、少し移動しただけで気候条件が変わる。麓では真夏の太陽が昇っていたのが、山腹に到着すると濃霧が立ち込め、身を切るような寒さに襲われる。特戦隊員は力を合わせ、坂を登りスパートをかけた。最後の10キロで急に土砂降りの雨になり、さらには雪がちらついた。雨と雪により顔が痛んだが、誰一人諦めなかった。兵士たちは期間中、負傷者の救護、チーム別の戦術、川沿いの追撃といった内容の訓練を実施した。極限に挑戦する訓練において、特戦隊員は低温や酸素不足、日照りや雨を積極的に克服した。不慣れな地域、複雑な環境、過酷な条件におけるさまざまな内容の訓練を行い、総合作戦技能を全面的に向上させた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年10月25日