第3艦隊が南中国海に進出、亜太リバランスを徹底

第3艦隊が南中国海に進出、亜太リバランスを徹底。

タグ: 第3艦隊 南中国海

発信時間: 2016-10-27 14:28:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米海軍の駆逐艦「ディケーター」が先ほど、西沙諸島の中国の領海に無断で進入し、中国海軍の艦艇から警告を受け駆逐された件に、国際メディアの注目が集まっている。海軍軍事学術研究所の張軍社研究員は26日、環球時報に対して「これが事実ならば、米海軍のアジア太平洋リバランス戦略の重要なステップだ。米国が第3艦隊の兵力を南中国海の巡航に追加派遣することで、この地域におけるトラブルメーカーになる可能性が高くなる」と指摘した。

張氏は「米第3艦隊はこの数十年に渡り、主にアラスカやアリューシャン列島を含む、米国から西の海域を守っていた。これらの海域は米国の石油などのシーレーンで、米国とアジア太平洋地域の同盟国の経済発展にとって非常に重要だ。9.11事件後、第3艦隊はさらに国土防衛任務の一部を担うようになった。海軍内部で、第3艦隊は海軍と海兵隊の訓練を担当する。管轄兵力には、ニミッツ級原子力空母4隻が含まれる」と述べた。

「全体的に見て、第3艦隊は米太平洋艦隊の予備隊で、戦備を維持している。世界各地、特に太平洋地域の重大事件に迅速に反応し、第7艦隊を支援できる。西太平洋地域は伝統的に第7艦隊の管轄エリアで、第3艦隊は本来ならば東太平洋地域を担当していた。今や西太平洋地域に進出した第3艦隊の艦艇は、西海岸から直接指揮されるようになった。これは米海軍の作戦・指揮体制に重大な変化が生じたことを意味している」

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月27日

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