アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁はミャンマーのネピドーで25日、AIIBがミャンマーのインフラ建設の推進について模索し、ミャンマーの経済成長に自信を持っていることを明かした。
金立群氏は同日、ミャンマーのアウンサンスーチー国務資政と約1時間の会談を行った。金立群氏は以前、ミャンマー中央銀行のチョー・チョー・マウン総裁、ミャンマー計画・財務省のマウン・マウン・ウィン副大臣、ヤンゴン管区のピョー・ミン・ティン区長と会談したことがある。
金立群氏は会談後に中国とミャンマーのメディアの合同取材に応じ、「AIIBはミャンマーの経済成長の支援、人民の生活改善に力を入れる。電力供給はミャンマーの経済成長を制約する大きな要因の1つであり、AIIBは国際金融公社、アジア開発銀行と共にミャンマーの天然ガス発電所建設に資金を貸与する」と語った。
また、「中国が打ち出した『一帯一路』戦略は包容的な計画であり、地域ひいては世界の経済一体化を促進する。アジアインフラ投資銀行は財務において持続可能で環境に優しく、地元住民に歓迎される『一帯一路』戦略を支援する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月27日