Y-20、WZ-10、Y-8などの国産新型軍機が最近、続々と珠海空港に到着している。今日はこれらの軍機のアフターバーナーが吹き出す、マッハ・ディスクについて学習していこう。
マッハ・ディスクはショック・ダイアモンドとも呼ばれ、ミサイルもしくは航空機から噴出される火が環状を呈することを指す。これは気体が出口で膨張を続けるが、外気との気圧差により衝撃波が生じるためだ。飛行速度が音速の10分の9、つまりマッハ0.9(時速約950キロ)に達すると、局地的な気流の速度が音速に達し、局地的な衝撃波が生じる。この現象は航空機が超音速に達する必要はなく、アフターバーナーの気流が超音速に達すれば生じる。エンジン地上試験でも確認できる。
ここからは戦闘機のアフターバーナーが吹き出す、美しいマッハ・ディスクを見ていこう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月28日