辺境を巡回し、国境線を歩く際、携帯する装備が少ないほど楽である。しかし、中には重さを増やし、石を抱えて巡回する兵士もいる。
新疆軍区某国境警備団阿拉山口国境警備連隊は阿拉套(アラタウ)山と巴爾魯克(バルルク)山の麓に位置し、烏拉爾(ウラル)山から南下する寒気が2つの山に遮られて集まる場所である。8級以上の強風が吹く日は年間160日以上、最大風力は12級、最大風速は毎秒55メートルに達する。過去に列車の車体外側が風で剥がれたこともあり、「風の通り道の連隊」として有名である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月13日