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japanese.china.org.cn | 14. 11. 2016

戦闘機女性パイロット、訓練中の事故で犠牲に

タグ: J-10戦闘機 女性パイロット 犠牲

 

中国空軍のJ-10戦闘機女性パイロットの余旭さん(資料写真)。中国空軍のJ-10戦闘機女性パイロットの余旭さんは12日、飛行訓練中に不幸にも犠牲になった。公開されている資料によると、余さんは第3世代戦闘機を操縦し任務を遂行できる、中国第1陣の女性パイロットの一人だ。

1986年生まれの余さんは崇州出身で、空軍上尉、二級パイロット、八一飛行表演隊中隊長。余さんは「孔雀舞」という特技を持っている。美しく聡明な彼女は、「金孔雀」と呼ばれていた。2005年に中国人民解放軍空軍航空大学に入学し、第8期女性パイロット候補生、中国初の戦闘機女性パイロットになった。

2009年4月には北京軍区空軍某部隊のパイロットになった。同年10月1日には建国60周年記念日の軍事パレードに参加し、「教-8」高等練習機編隊第3中隊の右から2番目についた。

2012年7月29日には、中国が独自に開発した第3世代戦闘機を操縦し、初めて単独飛行を行った。余さんは中国第1陣の戦闘機女性パイロットであり、中国初のJ-10戦闘機女性パイロットでもある。

中国空軍の申進科報道官は「わが国は1951年より多くの女性パイロットを育成している。うちJ-10女性パイロットが最も注目されている。表演隊は2005年より女性パイロットの募集を開始した。彼女は2009年4月にオールAの成績で卒業・入隊し、男性パイロットと共に曲芸飛行任務を遂行した」と話した。

余さんは12日、チームメイトと曲芸飛行の訓練中の事故により、唐山市陳家鋪大場鋪村の南西部に墜落した。前部座席のパイロットはパラシュート脱出に成功したが、後部座席の余さんはパラシュート発射時に僚機の補助翼に接触し、脱出に失敗した。

申報道官は「飛行は勇者の事業で、飛行安全保障は世界各国の空軍が共に追い求める、良好なる願いだ。空軍女性パイロットの余旭同志は、飛行訓練中に不幸にも犠牲になった。我々は良き戦友を一人失った。空軍は余同志の不幸な犠牲に深い痛惜と哀悼の意を表する。空軍は難易度の高い厳しい訓練を継続し、使命の責任を忠実に履行し、祖国と国民の空軍への期待に答える」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月14日

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