習近平国家主席はキトでエクアドルのラファエル・コレア大統領と共に中国の支援の下で落成したエクアドル公共安全応急指揮センターの合同実験室のプレート除幕式に出席、さらに、映像中継によるチョネ病院の起工式とコカ・コード＝シンクレア水力発電所の竣工式に立会いました。

習主席はあいさつに立ち、中国とエクアドルの友情には長い歴史をもち、さらに近年には、双方の友好関係が全面的発展を実現し、全面的戦略パートナー関係に昇格されることになったことを強調した上で、「エクアドル公共安全緊急指揮システムのアップグレード、チョネ病院の再建と、シンクレア水力発電所の竣工により、エクアドルの災害防止・対応能力とインフラ施設のレベルが高められた」とし、「中国は積極的に災害復興に関与し、住居、医療、人的資源、災害防止と災害リスク削減などの面のソフトとハード両面からの支援を提供していく」としました。

これに対して、コレア大統領は「習近平国家主席とエクアドル史上最大のプロジェクトに立ち会い、両国の偉大な協力の成果に立会えたことに喜びを感じている」として、「双方の協力によって、エクアドルのインフラ施設のレベルが高められ、クリーンエネルギーの発展が促され、公共安全サービスが改善された。これらはエクアドルの国民に恩恵をもたらしている」と述べました。

「中国国際放送局日本語版」2016年11月20日