米海軍の公式サイトが公開した写真によると、米国の高速輸送船とアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦はこのほど、南中国海に入り、2016年度協力海上即応訓練(CARAT:Cooperation Afloat Readiness and Training)に参加した。
CARATは米海軍西太平洋兵站群(第73任務部隊)が計画し、毎年中ばに行われる米国と東南アジア諸国の恒例演習である。南中国海で実施されることから、米国が南中国海の主権争いに介入するための戦略的なものと見られている。CARATにはマレーシア、フィリピン、インドネシア、タイ、シンガポール、ブルネイ、カンボジア、バングラデシュが参加する。