新疆アルタイ地区は20日、吐く息も凍る天気となった。記者は氷点下27度の極寒の中、新疆軍区某陸軍航空旅団のヘリに乗り、アルタイ山脈の奥地を守る某国境警備団紅山嘴国境警備連隊の元に行き、心あたたまる正月用品を届け、山を下り年を越す兵士を迎えた。
同連隊は毎年10月から5月に、山の大雪で外部から閉ざされる。その期間は全軍最長の8ヶ月間で、「雪の孤島」と呼ばれている。そのため冬季の補給は困難だ。春節(旧正月)を控え、国境を守る兵士に幸せで和気あいあいたる安全な春節を送ってもらうため、新疆軍区はヘリで新鮮な野菜や魚介類などの生活物資を届けることを決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月22日