中国公安部は出入国管理を強化するため、「中華人民共和国出境入境管理法」の関連規定に基づき、国務院の批准を経て、入国外国人の指紋などの生体認証情報を保存することを決定した。公安部がこのほど発表した公告によると、中国出入国管理機関は2017年に、全国の対外開放口岸で中国に入国する14-70歳の外国人の指紋を保存する。外交パスポートを所持するか、対等互恵協定などの状況に当てはまる外国人の場合は対象外となる。2月10日より深セン空港などの口岸で試行し、その後実施を広げていく。
出入国者の生体認証情報の保存は、出入国管理を強化する重要な措置だ。世界でも多くの国が現在、この措置を実施している。中国出入国管理機関は効果的な措置を講じ、口岸の通関効率を高め、正常な出入国の秩序を維持し、出入国管理サービス水準を高めていく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月14日