海南省とパラワン州、友好関係を構築へ

海南省とパラワン州、友好関係を構築へ。

タグ: 海南省 パラワン州 フィリピン

発信時間: 2017-02-14 13:11:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フィリピン訪問中の中国海南省外事僑務弁公室長の王勝氏は13日、海南省がすでにフィリピン・パラワン州と共通認識を形成しており、この南中国海を隔てて向き合う島々が間もなく友好関係を結ぶことになったと発表した。

王氏は13日午前、パラワンの州都であるプエルト・プリンセサで、Jose Alvarez州知事を訪問した。王氏はインタビューに応じた際に「Alvarez氏から招待され、パラワン州と友好関係構築について話し合った。会談は非常に和やかで、双方は共通認識を形成した。近い将来、南中国海を隔てて向き合う海南とパラワンという隣人は、正式に友好関係を結ぶだろう」と述べた。

王氏はさらに海南省の劉賜貴省長を代表し、今年3月に海南省を訪問し、かつボアオ・アジアフォーラムの「中国―ASEAN省・市長対話」「21世紀海上シルクロード島嶼経済」サブフォーラムに出席するよう招待した。Alvarez氏は快く招待に応じた。

王氏は「友好関係を結んだ後、パラワンと海南は将来的に観光業インフラ整備、観光業就業者の研修、貿易、教育などの分野で広く協力していく。海南は自身の強みを活かし、パラワンと共により緊密な協力を検討していく」と話した。

王氏は「双方は互いによく理解しており、より親密で友好的な交流関係の構築に期待している。遠い親戚より近くの他人で、私たちには協力せず友好的にならない理由はない。南中国海は、私たちの友好と協力の海になるべきだ」と指摘した。

Alvarez氏もインタビューに応じた際に、海南との各分野の協力を強化する意欲を示し、現在は双方が手をつなぎ協力する「最高の時期」であると強調した。

Alvarez氏は、ドゥテルテ大統領による比中関係改善の取り組みを称賛し、これはフィリピンと比中関係にとって「非常に良い」ことであり、「続ける必要がある」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月14日

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