英メディア：中国国産空母がまもなく竣工
英メディア：中国国産空母がまもなく竣工。 報道によると、001A型空母プロジェクトは国家機密となっている。2015年には、この空母が建造中であることを示す衛星写真が明らかにされたが、これについてよく知っている人は少ない…
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英メディアによると、大連の造船所で建造されている中国の新空母（「001A型航空母艦」）がまもなく竣工する見通しだ。
英紙『デイリー・スター』ウェブサイトの6日の報道によると、中米両国の関係が日増しに緊張する中、ソ連の技術に対するリバースエンジニアリングを通じて建造されたこの巨艦は、中国側にとって抑止力最大の戦艦の一つとなる。
この空母は「山東号」と命名され、南中国海地区に配備される可能性がある。中国初の「国産空母」となる。
中国は現在、太平洋とインド洋での総体的な優位性を確保するため、6隻にのぼる空母の建造を計画していると見られている。
報道によると、空母「山東号」は世界最大の戦艦の一つとなる見通しだ。だがこれも中国の「氷山の一角」とも言われている。
この空母は、北京が実施する巨大な軍事計画の始まりにすぎないされる。
中国の軍事アナリスト、宋忠平氏は、「（空母の）設計と戦闘能力、技術はより先進的なものとなる」と指摘している。
報道によると、001A型空母プロジェクトは国家機密となっている。2015年には、この空母が建造中であることを示す衛星写真が明らかにされたが、これについてよく知っている人は少ない。
さらに高度な機密とされる002型プロジェクトも進行している。この空母はさらに大型の原子力空母で、米海軍の戦闘準備をした空母にも匹敵する能力を持つとされる。
報道によると、中国が保有している空母は1隻にすぎず、もともと「ヴァリャーグ」という名前だったが、「遼寧号」と改称された。昨年は南中国海にも派遣され、米国にその軍事力を示した。
報道によると、この空母はプーチン大統領が最も好む戦艦で、ロシアの空母「アドミラル・クズネツォフ」の姉妹艦である。
だが米海軍は依然として世界最強の海上軍事力を誇っている。米海軍の保有するフルサイズの空母は10隻に達する。
ある中国メディアは、「中国の領土と海外での利益を守るためには、中国は、空母打撃群を西太平洋に2つ、インド洋にも2つ配備する必要がある。そのため我々は、少なくとも5隻か6隻の空母が必要となる」と伝えている。
報道によると、001A型空母は今年上半期に進水する。ただ軍での全面的な就役は2019年となる見通しだ。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣ 2017年3月14日
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