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japanese.china.org.cn | 23. 03. 2017

中華第一の騎兵隊「国賓護衛隊」

タグ: 武装警察 国賓護衛隊 騎兵隊

1954年6月、中国人民解放軍三軍儀仗隊が設立されて後、外国からの来賓の送迎儀式のために国賓護衛のバイク隊が作られた。1954年10月19日、インドのネール首相兼外務大臣が彼らにとって最初のVIPとなった。中国武装警察に所属する国賓護衛隊は、「中華第一の騎兵隊」とされている。護衛隊員に選抜されるには、想像を絶するほどの厳しい条件をくぐり抜ける必要がある。政治思想が正しいか、身長が標準通りか、見た目がいいか、強靭な身体を持っているかなど基本条件のほか、訓練においても体力、技能、心理素養など10項目以上のテストをクリアする必要がある。またバイクで高い橋や細い橋を渡ったり、途切れた橋を飛んで超えたり、走りながら運転手を交代したりなど難度の高い訓練をすると同時に、素手での戦いや正確な射撃、素早い動きなどの技を身に付ける。そのため、国賓護衛隊になるまでに多くが淘汰される。真の意味で護衛隊員になるためには通常3~4年の歳月を必要とする。

礼砲隊や検閲三軍儀仗隊と同様、国賓護衛隊もまた、世界の来賓を迎える最高レベルの儀礼とされている。バイク護衛は、国賓が地上に降り立ってすぐになされる儀礼である。そのため、国賓護衛隊は「動く儀仗隊」と呼ばれ、「中華第一の騎兵隊」とも呼ばれる。中国武装警察にとっては世界に対する名刺代わりの存在だ。国賓護衛隊の隊員たちは、たくましい身体を使いながら友好の懸け橋を架ける。轟くモーター音で平和の音を伝える。これらの写真は、軍の撮影を専門とするカメラマンである李光印氏が長年かけて撮影してきたものである。国賓護衛隊の輝く瞬間をカメラに収めた。彼らの輝かしい名誉と青春の潮、そして鉄のような意思を巧みにとらえている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月23日

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