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japanese.china.org.cn | 23. 03. 2017

韓国沈没船「セウォル号」が3年ぶりに姿見せる 中韓が協力

タグ: 韓国 沈没船 セウォル号 

韓国聯合ニュースによると、韓国海洋水産部は3月23日、現地時間同日3時45分頃、スタビライザーとみられる「セウォル号」の構造物の一部が海面上に浮上したと発表した。韓国人の心を動かした「セウォル号」は沈没から1073日後にようやく姿を現した。

韓国海洋水産部が引き揚げ船から撮影した映像を見ると、2隻の船の間の海面上に腐食したひし形のステンレス製スタビライザーがあるのがわかる。この装置は魚のヒレの形をしており、左右の舷につけられ、「セウォル号」のバランスを保ち船体の横揺れを軽減する役目を果たしていた。ステアリングボードとも呼ばれる。

海上の天気が良く干満差が小さい小潮期は24日までであるため、沈没船の引き上げ作業は夜通しで行われた。1時間に3メートルの速さで縄を引っ張り、23日3時、沈没船は海底から18.2メートル、海面からわずか3.8メートルのところまで引き上げられ、45分後に水面に姿を現した。

報道によると、韓国海洋水産部と中国交通運輸部上海引き上げ局は現地時間22日20時50分、引き上げ作業を正式に開始し、23日11時までに沈没船を岸に引き上げられる高さまで垂直・水平移動させるという目標を立てた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月23日

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