米軍が中国の防空識別圏を認めず、外交部が反論

米軍が中国の防空識別圏を認めず、外交部が反論。

タグ: 米軍 防空識別圏 外交部

発信時間: 2017-03-26 09:32:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米CNNは23日、「米軍当局者によると、米軍のB-1爆撃機が先週日曜日、韓国の済州島から南西70カイリの上空を飛行中に、中国の空域から直ちに離れるよう中国側から警告を受けた。米軍機は当時、中国が東中国海に設定した防空識別圏に入っていたが、米軍側はこの防空識別圏を認めたことはなく、今後も認めないと表明した」と報じた。中国外交部の華春瑩報道官は23日「米国側は他国が防空識別圏を設定する権利を尊重するべきだ」と述べた。

CNNによると、米太平洋空軍の報道官は「米国側は中国側の警告に対して、同爆撃機は当時国際空域で日本と韓国の軍機と通常訓練を行っており、航路から外れたことはないと回答した」と述べた。

華報道官は23日「具体的な状況を把握していない、軍側に問い合わせてみたらどうか。原則的に、我々は関連国の行動が他国の安全の関心事に配慮し、国家間の相互信頼および地域の平和・安定に資することを願っている。東中国海の防空識別圏についてだが、中国の立場は明確だ。防空識別圏の設定は主権国の正当な権利であり、米国もこれを設定している。米国側は他国が設定する権利を尊重するべきだ」と指摘した。

米ニュースサイト「Breitbart」は22日、米高官からの独占情報として「中ロ偵察船が韓国付近で、米国の空母を注視している。韓国で米韓合同演習に参加中の空母カール・ヴィンソンは、中国とロシアの偵察船各1隻から追跡された。カール・ヴィンソンは2月18日に南中国海に入ると、中国の偵察船から監視を受けた。米軍艦は同海域で通常、中国の偵察船から監視を受けるが、ロシアの偵察船から監視されるケースは珍しい」と伝えた。米海軍当局者は「地域内の他国軍がわが国の軍事演習に興味を持つことは驚くに値しない。彼らの行動が安全で専門的であれば懸念する必要もない」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月26日

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