中米首脳会談の特殊かつ重要な意義、両国関係が好発進
中米首脳会談の特殊かつ重要な意義、両国関係が好発進。
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CNNは8日「率直で前向きな対話だった。米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席は6、7日両日の会談で、一連の問題をめぐり新たなハイレベル交渉枠組みを構築した。会談終了後、ティラーソン国務長官は記者団に対して、両首脳の初の会談が成功裏に終わり、非常に誠意ある率直な議論を行い、非常に積極的な対話になったと表明した」と報じた。
AFP通信は、トランプ大統領がこの「温かな」首脳会談で中国批判の論調を捨て、中国の首脳との「非凡な」関係を賞賛したと伝えた。トランプ大統領は別荘での会談後、熱意あふれる様子で「我々と中国との関係に大きな進展があった」と述べた。習主席は、中米首脳による今回の会談は両国関係の発展に対して特殊かつ重要な意義を持つとした上で、トランプ大統領が温かく迎えてくれたことに謝意を表した。トランプ大統領の孫が来賓のために、中国の伝統的な歌「茉莉花」を歌い、漢詩を朗詠した。子供2人の母親のイヴァンカ氏は、ツイッターで「非常に誇らしそうに」称賛の投稿をした。ティラーソン長官は「両首脳間の雰囲気と化学反応はいずれも積極的で、双方の姿勢の基調を定めた。我々全員が、首脳会談の結果に満足している」と述べた。
ボイス・オブ・アメリカは9日「首脳会談の成果は予想以上」と題した記事で、米中両国の専門家は今回の首脳会談が大きな成功を収め、人々の予想を上回ったと判断したと伝えた。米中関係全国委員会のスティーブン・ オーリンズ会長は取材に応じた際に「首脳会談前、これは単なる相互理解の会談になると予想していた。トランプ大統領は習主席の招待に応じ年内訪中することになったが、これは今回の会談の主な成果だ」と指摘した。ウィテンバーグ大学の于濱教授（政治学）は「トランプ大統領が下半期に訪中し、双方のハイレベルの接触が続く。これそのものが、成功の兆しだ。双方は実質的な問題をめぐり、前向きな共通認識を形成した。これには中米双方が外交と安全、全面的な経済・貿易協力などの4分野で、対話枠組みを構築したことが含まれる」と述べた。
中国人民大学国際関係学院の金燦栄副院長は9日、環球時報の記者に対して「中米首脳がトランプ大統領就任2ヶ月半内に会談できたこと自体が容易ならざることで、ニクソン元大統領以来で最短の記録となっている。今回の中米首脳会談の成果は、主に次の3つにある。まず両国首脳が相手の性格とスタイルを理解した。次に双方の全体的な政権運営方針を理解し、今後の誤解を減らせるようになった。それから今後も対話を継続することを確認した。外交安全対話、全面的な経済対話、法執行・サイバーセキュリティ対話、社会・人文対話という4つのハイレベル対話枠組みを確立した」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年4月10日
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