中国海軍第25陣護衛艦隊の「玉林艦」が貨物船「OS35」号を護衛した。写真は、中国の国旗を掲げて謝意を示す乗員。
中国海軍第25陣護衛艦隊の「玉林艦」は4月11日10時40分頃、救助したツバル籍の貨物船「OS35」号をイエメンのアデン湾付近の安全な海域に護送した。
4月8日午後4時頃、「OS35」号は海賊にハイジャックされた。「玉林艦」は情報を受けるとすぐに現場に向かい、9日未明に武力を用いて貨物船を救助し、19人のシリア人を保護した。
「OS35」号が安全に航行できるよう、救助に参加した8人の特戦隊員と1人の通訳、「玉林艦」が護衛した。護衛中、特戦隊員と通訳は常に警戒し、海賊の銃撃、乗船、放火などの証拠を探した。
2日2晩の航行を終え、「玉林艦」は「OS35」号をイエメンのアデン湾付近の安全な海域に送り届けた。
安全な海域に到着すると、「OS35」号のアイス・マイヤー船長は「中国海軍の救助及び護衛に大いに感謝している」と、護衛してくれた9人の兵士を見送った。護衛を終えた「玉林艦」は任務地に向かい、次の護衛任務の準備に入る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月13日