「長征2号乙」ロケットと補給船「天舟1号」の複合体を搭載した移動発射台が17日7時30分、垂直状態で発射エリアに運ばれた。これは「天舟1号」の飛行任務が発射段階に入ったことを意味する。
中国載人航天工程(有人ロケットプロジェクト)弁公室によると、宇宙実験室飛行任務総指揮部の研究を経て、4月20日19時14分に文昌衛星発射場から「天舟1号」を打ち上げることが決まった。
「天舟1号」は中国が自主開発した初の貨物船。多くの機能を持つこの「配達者」は「天宮2号」と宇宙実験室でドッキングし、優れた「宇宙給油」技術で地球からの「エナジーバッグ」を届ける。
中国初の貨物船である「天舟1号」が初飛行すれば、中国の有人ロケットプロジェクトの「3段階発展戦略」のうちの「第2段階」の任務が完了したことになり、宇宙ステーション建設の技術の基礎を固めることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月20日