資料写真:中国に建設された世界最大の原子力潜水艦工場
『香港経済日報』の4月19日の報道によると、渤船重工(前身は遼寧渤海造船所)は原子力潜水艦を建造する中国唯一の造船所である。かつて世界最大だったロシアのセヴェロドヴィンスク造船所の原子力潜水艦工場と比べて、渤船重工が新たに使用を開始した工場は空間・幅ともに広く、「世界一」と言え、同時に5~6隻の原子力潜水艦を建造できる。
2016年8月、渤船重工は新型の組み立てラインを設置したことを公式サイトで明らかにし、解放軍の最新の原子力潜水艦を建造すると思われた。
同社はこのほど、最新の組み立てラインの造船台の写真を公開し、同時に2隻の原子力潜水艦を組み立てられ、095型と096型の原子力潜水艦を建造すると分析された。これは中国が大型の原子力潜水艦の生産能力を拡大していることを示す。
米国の科学技術サイトは先日、中国には原子力潜水艦の生産ラインが現在3本あり、4隻を同時に建造でき、解放軍は3年以内に10~12隻の原子力潜水艦を建造し、威力のある「水中の長城」を建造するとみられると報道した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月20日