2年目となる「中国宇宙の日」(4月24日)の午前中、「長征5号」ロケットのコンテナを満載したロケット輸送船「遠望号」が天津港を離れ、文昌航天発射場に向かった。
同ロケットの初の打ち上げが昨年成功し、中国は宇宙大国から宇宙強国に向け重要な一歩を踏み出した。これは中国の宇宙事業が大型ロケット時代を迎えたことを意味する。最大積載能力は25トン級に向上し、中国は宇宙進出能力で世界の先頭集団に立った。計画によると、長征5号は今年、文昌航天発射場から打ち上げられる。これは長征5号の2回目の飛行となり、今後の月探査事業を技術でサポートする。